.2005.5~Japan>Thailand>Laos>Vietnam>Cambodia>Thailand>Greece>SerbiaMontenegro>Brugalia>Macedonia>Brugalia>Romania>Hungry>Austlia>Chzeco>Brugalia>BosniaHelzgobina> SerbiaMontenegro>Brugalia>Turkey>Syria>Lebannon>Jordan>Israel>Egypt>Thailand >Japan>Singapore>Malaysia>Philippine>Malaysia>Brunei>M>China>Japan>china>(jinjang)>Kyrgystan>Kazafstan>Uzbekistan>Tajikistan>kyrgystan>Jinjang>Pakistan>India>>bankok>shanghai>Japan 2006.12 end* キオクのキロク 停電の思い出*

キオクのキロク

記憶が消えてしまう前にどこかに残そうと思いました。

-停電の思い出*

小さい文字 はい、停電中です。

P1050023.JPG

まあ予想通りといえばそうだけど
バングラデッシュも
やたら停電が多い。

今夜だけでも
二度停電してる。しかも、またこれから起こる予感(笑)

今、これ書いてる最中も、
ええ、もう辺り真っ暗。
ローソクの炎の明かりでかろうじて書いてる。

 
今いるこのクルナって町は、
マングローブと幻のベンガルタイガー他、鹿、ワニが潜んでる沼沢密林
で有名なシュンドルボン地域に近い場所。

↑こう書くとややこしいけど、とりあえず熱帯雨林に近い気候。

=イコール、 つまり、暑い。
  気温がどうこういうよりも湿度的に、ねっとり。べとつく暑さ。

もう12月も間近というのに
昼間外を歩いてるだけで汗だらだら。夜はファンを回さないと蒸し暑い。

これが、停電になると、…こわいことになる。

もう、明かりがないのは慣れたからいいとしても、
電気が止まると、ファンも止まる。

→空気の流れが止まる。
→ただでさえ狭くて暑いこの部屋が、サウナ状態。

そのへんの紙をウチワ代わりにして仰いでるけど、
汗タラ〜
暑いよー;

早く電気が回復してくれることを祈って
ローソクの炎の揺れを眺めてると、

ふと、これって旅中で何回目の停電かなぁ。と
思い出した。



・・停電は嫌いじゃない。

まあ、最初のうちは、
「げーー!停電?!うそ〜ん(--;」と思ってたけど、
次第に慣れていくうちに
ローソクの炎も悪くないもんだ、と気付いた。

先進国に住んでると、特に都市部だと、
「電気が突然停止」するなんて、まずありえない。
(もしそうなりかけても、
 0.1秒後には自動的に補助電力に切り替わってるから)


だから、『停電』なんて響きは、
もう半世紀も前の思い出話かも知れない。

・・・だけど発展途上国では当たり前のように
  現在進行形のお話だったりする。

で、現地の人はどうかというと、
慣れているからか、突然電気が消えても
結構、ふつう。
むしろ停電を楽しんでるようにも思える。

   「冷蔵庫が止まると中身が腐ったらどうしよう・・・
    パソコンの途中メモリが全部消えちゃった・・・
    TVドラマが見えないよ・・・
    電化製品の設定が全部リセットされちゃう・・・”

当たり前にライフラインがある環境だとそんな不安が先に来そ。
でも、マイナスばっかりかというと・・・どうかな。
停電は停電なりの、楽しみ方があるよ、って
そう教えてくれた今まで思い出。

日本に帰っても、
眩しい蛍光灯に疲れたら、たまにローソクに切り替えようっと(笑



■停電の日の思い出■
(一杯あり過ぎなんで、思いつくのだけ) gWrite

*IN ラオス   

初めての停電。
薬草サウナからの帰り道、
突然道が見えなくなった。
辺りは真っ暗。本気で真っ暗。

おたおた手探りで宿に辿りつくと、
一本のローソクの炎の明かりで
ぼんやり浮かぶ多くの人影。

なぜか皆外に出てきて空を見上げてる。


つられるようように顔を上げると
そこには満天の星空。
空気の綺麗なラオス、しかも自然の中にある小さな町が
一斉に光を失うと、それに反比例して 星が一斉に輝き出して
・・・いやー、本当にすごかった。

6等星までゆうに見えた。
星座が何か解らなくなる位、星で埋め尽くされた夜空。

同じ地球上でも
こんなに宇宙は違って見えるんだね。

あまりに綺麗で、
皆はしゃいでた。何人か、真上に星空見るために地面に寝そべってたしね(笑。

停電がこのまま続いて欲しかった、けど、あー残念、
1時間後位には元の空に戻っちゃった。(それでも綺麗だけどね)

*IN セルビア

確か、祭りの準備に追われてた夜。
その時、何人かでパフォーマンスに使うための燈篭を作ってた。
ガラス瓶に、薄い透け素材の色紙を切って、貼って・・・とかしてて。

が、突然の停電。
これはいい機会だわ、とその燈篭を試すことに。

中に入れたローソクに火をつけると、
黄色やピンク、オレンジ色の光がぽわ〜っと、暗闇に浮かんだ。

DSCF2752.JPG

「きれいだー」、
「成功だー」、と喜んで

カロリーナが庭の草むらにごろん、ってなった。
つられて、アーリアも私もアンナも、ごろんってなった。

小さな小さなその町では
もともと街灯すらなくて、夜は本当に静かだった。

しーーーん

皆黙ってた。
虫の鳴き声だけが響いてた。

「もうすぐ本番だねぇ」
「成功したらいいねぇ」

*IN エジプト

例のコメディドラマの撮影中。

朝から出番を待たされているのに、
陽が暮れても、夜になっても
一向にお呼びがかからず。
例のすざましいメイクと、衣装に身をくるんだまま、
とにかく、とりあえず、どうしようもなく?待機中。

あまりにも待ち時間が長すぎて
かなりウンザリしてたけど、
文句は言えず。。(前に言ったけどどうにもならんし)
だって、ここはエジプト時間。
 皆の行動はエジプトタイム。アラブ人の時間の流れはおっそいのよ。
だらだらー、と続く撮影を
他のセットのそばに座って、
「あーあ、もうさっさと帰りたい」「夜になるなら、最初から夜っていってよ、はるばる早起きして朝にくる必要あるわけ?単にここで、時間を潰すために、チクチクと破れた服を縫ったり、カバンのチャックを縫うために私の一日はあるんじゃないってば」
とブツブツ文句を言ってた。

文句を言おうが、だって周りはエジプト人。
時間感覚が、天と地で違うのよ。

台本読もうにも、アラビア語だし、
誰かとしゃべろうにも、一人のADと、プロデューサーと、一部の人気俳優しか英語通じず。
<しかも忙しい。
付き添って来た人は英語話せるけど(この人は多分コミッション貰ってる)
なぜか朝から晩までこの人の身の上話を聞くのにもいい加減うんざり。

あーもう、うんざり。
まじ、うんざり?(‐_‐)」!!
毎日、毎日これ!
なんで、こんな要領悪いんだか、ほんまに!

んきーーーー!!

そうイライラしてる時に、
パチッと音がして、スタジオ真っ暗。
真っ暗け。
もちろん、撮影は中断。

あーあ。また来たよ、この時間が。
またも深くため息。
でも、これは今日に限ったことじゃない。毎日、ですよ。
ピラミッドに限りなく近い場所にあるこのスタジオ。
この一帯ギザ地区は毎晩、決まったように停電になる。

理由を聞いて笑うわよ。

毎晩ピラミッドで行われる「音と光のショー」で
電力を大量に使うからだってさ!!
そのためにここ辺は計画的に停電にする。(らしい)

なんやねん、それ(笑

って感じやけど、
観光利益が大きな割合をも占めるこのエジプトで、
特に、その代表的存在でもある、
かの”ピラミッド様様”でのショーは、金銭面で
どう考えてもコメディドラマの製作よりかは重要だわね。
っていってもエジプトの映画や音楽、ドラマは、アラビア圏では
最先端で、他国でもエジプトものがトップで流されるらしいので
多少重要かとは思いますが。
まあ、観光資源の方が、MONEYはよろしい、と当たり前ですえ。


ふっ

まあ、2時間、3時間、停電して撮影が延びたところで
朝から12時間以上待ってる訳だから今更大して変わんないんだろうけどさー

「暇なら、光のショー見て来れば?近いし。タダで見れるとこあるよ」
「本当に?」
「Yup,OKOK,明日停電なったら連れてってあげるよ」

って言ってた人も、
全くもってそんな約束は忘れてるご様子。
まあ、口から適当に都合のいいこという奴は、エジプトでは珍しくないけど。

がっくり来て
屋外に出た。スタジオの屋外はロケにも使ってるけど、駐車場でもある(笑

1月のカイロの夜は、寒い。
特に、GIZAは砂漠真横なんで、更に寒い。
その寒い中、チャイ片手に
臨時のオレンジの灯火の下で
おしゃべりしながら休憩してる役者さんやスタッフさん達。

と、そこにチャイを持って話しかけてくる人が。

「オーワイフ、どうしたの?疲れた??チャイでもどうぞ。」

そう、このドラマの主人公、かの大御所スター大俳優。と、
もう一人の主人公(ライバル役)の今一番のトップスター俳優。


・・・ワイフって?
そう、実は私、この人の妻役だったんざます。

大御所の妻ながら、ライバル役とも仲が良く、でも最後はスパっと言い切る小悪魔?な妻役。
っていってもコメディだからね、
ところどころ意味不明なアホみたいな行動ばっかりですが。
(おしとやかな妻が突然、空手しだす、とか・・・;台本を英訳してもらってても、
 はぁ?;みたいな。もう恥ずかしい限りやわ)


一応役柄、トップの座に入れてもらってて、撮影ではこの二人の隣にいますが、
打ち合わせやカメラチェック以外では
そんな大御所達とプライベートで話す機会はなく。
(というか、私にとっては最初、二人はただのおっさんに過ぎず、
 どんなに有名か知らなかったので。;
 後から聞くと、大御所は白黒TV時代からの
 アラビア圏内屈指のスター=日本で言うと石原裕次郎とか?、で
 もう一人のトップスターは今やあちこちにひっぱりだこの俳優=
 日本でいうと、だれだろ?明石家さんま?所ジョージ?そのへん)


で。
なぜかこのトップスター達に挟まれて、チャイを飲むことに。

「カイロに住んでるのー?」「いえ、そのへんの旅行者です」
「日本ではなにしてるのー?」「学生・・・いえ、多分えせ学生です」

とか、まあありきたりな会話ですが、
トップスターが気を使ってくれるなんて、びっくりですこと。
とくに、若手の方は陽気な人らしく、やたらギャグを言って笑わそうとしてくれました。

ほんま、こんな何も解らずの単なる旅行者なのに、
アラビア圏のトップスター達に囲まれるなんて・・・ちょっとええ気分になりますやん?(笑
DSCF9372.JPG 
周りの女性役者や、エキストラさん達のENVYな視線を感じつつも、
いい気分の夜でした(ははは)

*ウズベキスタン


ひぃ〜 100%の異常な痴漢攻撃と、ぼこぼこのバス、あとバスの痒さに
絶えながら、やっとたどり着いた、かの「土色の町」

が、なぜか、暗い。街灯もついてない。
辺りは、地元民の懐中電灯や、ライトの青い光と、
それを楽しむキャッキャという子供の声。

なぜに明かりがないの?そういう町なの??

不思議に思い宿に辿りつくと、ローソクの火の向こうで
レセプションの子が言う。
「普段は大丈夫なんだけど、今だけね。町全体で停電中。
 昨日の晩から、夜はずっと停電してる」。

「昨日からって、why?」
「why? that s why 町全体で君にnostalgicな夜を演出するためだよ」

普通なら、なにをいっとるんだ、と歯の浮くようなセリフに笑いそうだけど、
ローソクの炎が確かにnostalgicなので、こんなセリフも妙にフィット(笑)

すばらしや、炎の光。

P1020456.JPG

部屋にいてもどうすることも出来ないので、外に出ると、
停電の暗さにはしゃぐ子供、と、大人(笑。
特にライター付の青ライトを使って、
ビーム!とか言って遊んでる。

そうか、停電はある意味、アミューズメントの一つなのね。
微笑ましい光景でした。
で、深夜に近くなったころ、
突然、電気が戻ってきた。そしたら、外のあちこちから、
「ひゅー!」とか「わぁー!」とかの歓声と、拍手の音。

皆で停電をこんなに楽しんでるって、なんかいいよね。

でもまあ停電は数時間であって欲しいけど。
*タジキスタン

あ、これは嫌な思い出ですわ。もう最低の夜ですわ。一泊180円位の
シャワーもない男ばっかりの汚い商人宿で、しかもトイレ男女共同なのに
ドアがない丸見えトイレ(中国か!)
その上停電、断水。更にトイレは羊肉の強烈臭が充満。(←泣ける程最強に臭い。)
挙句の果て、私は体調壊し、下痢でトイレに通う羽目に。
他に女性がいないためか、やたら私の部屋を覗いたり、ドアを開けようとする奴がいるから、
トイレの度に厳重に鍵を掛けねばならないのにもかかわらず、ドアが歪んで壊れてて、
ちょっと思い切り上に押し上げながら閉めないときちんと閉まらない(TT‐!!
夜通し腹痛に苦しみながら、ぷるぷるして必死でドアを閉めて、
鍵を掛け、懐中電灯で廊下を照らしてトイレに向かい、
無言で廊下にたって見つめてくる男がいると、びびって部屋に逃げ帰り、
やっとトイレに辿りついてもドアがないから誰か入ってこないか怯えながら、
息を止めて羊肉の匂いを吸い込まないように、そして羊肉色のう*こを
踏まないようにそれはそれはもう必死でした。
あのトイレの汚さ(断水だから)と臭さと、あの宿の夜の恐怖はもう嫌です。
冷や汗です。しかも、深夜3時ごろ、勝手に部屋の鍵を開けられて、
深夜到着したらしきオバサン+子供を同室に放り込まれました。(ベットが2つあったので)
「なんで勝手に人の部屋開けるの!(怖いし)!しかもこの人達誰?!」と半泣きで訴えたら、
「ここはお前だけの部屋じゃない!」と主人に逆切れされ、強制相部屋。
そのオバサンと子供、異常なまでにじろじろ見つめてくるし。静かに寝てくれればいいのに、
やたら私の持ち物と値段を執拗なまでにチェックし、勝手にカバン触るし
勝手に人のベットに座ってきて、あれこれ聞いてくるし、寝るに寝られず。
体調悪いのにほんと勘弁してくれ!と懇願しました(キレました)。
更に付け加えると、ついでにやたらダニにやられました。カユすぎ。臭すぎ。あーもう最悪!

・・・でも今こうして思い出してると、ちょっと面白かったり。笑
過去の不幸は、今の良き話のネタ。

(タジクのこの宿を思い出してたら、妙に疲れたので
 以下はしょり。)


 

*パキスタン北部

P1020454.JPG

北部は毎日停電です。しかも計画停電です。
毎日ローソクが必要です。
しかも予めローソクが備え付けられてたりします。
地元民も、宿の人も、旅行者も、
とりあえずみんなもう停電になれっこです。

停電は日常の一部。

夕飯はローソクの灯火の中で・・・

結構ロマンチック。

明るいとこじゃなかなか話せないことも、ローソクの光だと
落ち着いてなんでも話せるようになるのはローソク効果かもね。

 

*ラホール郊外の田舎

P1030581.JPG

ライフラインが全くない。

水は、手押しポンプの水を汲む。
トイレも桶へ水汲んでいく。
シャワーはなし、代わりにタオルで拭くか、大きめの桶にポンプの水貯めて手掛け。

ガスは、ガスのボンベを臨時で持ってきてもらってたけど、
基本、料理は、木や枝を集めてきて、
庭に薪を組み、焚き火をおこして、
そこにポンプの水もって来て・・・って感じです。

電気ももちろんなし。つまり24時間停電。

不思議なもので、
しばらく電気がない生活になると、別に夜暗くてもどうも思わない、
部屋に明かりがないのも普通になり、ローソクすらつけなくなる。
夜間にトイレや、ポンプ汲む時用に、ランプが外に一台あったけど。
明かりが必要な時だけ懐中電灯を口に加えて動作する、とか、
ライターの炎で物を捜す、ということを覚えた。

その代わり、毎日、焚き火の炎を見つめてました。

「電気」の明かりの下でみるのと、
「火」の明かりの下でみるのとでは、
同じ物でも、
違って見えるものです。

色も感触も感じる温度も。



*インド

デリーやバラナシでたまに停電。
で常にローソクは買ってストックしてたのに、
窓際に置いてたら猿に奪われた。
(その猿は、ローソクを食ってた。)

ローソクを好物をする生物が
いる地域は、停電になると逆に襲われる可能性あり。要、注意。



 


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